ロシア議会の両院議長は6月24日、ロシアのプーチン大統領を支持すると述べ、国民に対し同指導者を支持するよう呼びかけた。
ロシアのウラジミール・プーチン大統領。 (出典:スプートニク) |
上院議長のワレンチナ・マトビエンコ氏は、プーチン大統領は上院議員から「全面的な支持」を得ていると述べ、下院議長のビャチェスラフ・ボロディン氏はロシア国民に対し、長年の指導者である同大統領を「支持」するよう求めた。
同日、ロシア連邦議会(上院)の立法・憲法・国家建設委員会の委員長、アンドレイ・クリシャス氏は、暴動の主催者を裁判にかけるために必要な規定はすべてロシア連邦刑法典に規定されており、現行法を改正する必要はないと述べた。
ロシアのプーチン大統領の発言を受けて緊急の法改正が必要かどうかというTASS通信の質問に答えて、クリシャス氏は「刑法には暴動の主催者を裁くために必要な規定がすべてある」と述べた。また、ロシアの検察庁と連邦保安庁(FSB)は発生したすべての事件について法的基準を定めていると付け加えた。
一方、クリシャス氏は自身のテレグラムチャンネルに書き込み、プーチン大統領にはロシアの法と秩序を回復するための最も難しい決断を下す権利があると強調した。
6月24日、ロシアの最近の状況に関するテレビ演説で、ウラジーミル・プーチン大統領はロシアを守るために全力を尽くすと述べた。
「我々は国民の生命と安全のために戦っている。ワグナー傭兵団の武装勢力は騙されたのだ」とプーチン大統領は語り、この部隊は(ウクライナの)ドンバス地方を解放した英雄だと付け加えた。
プーチン大統領は「ロストフ・ナ・ドヌの状況を安定させるために断固たる行動を取る」と強調した。 「反乱」に参加した者は全員処罰されるだろう。皆さんには犯罪行為への参加をやめるようお願いします。」
ロシアの指導者は、ロシア軍は必要な命令を受けたと付け加えた。
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