国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)の議長、スルタン・アル・ジャベル氏は、気候変動への適応は「最優先事項」でなければならないと述べた。
COP28のアル・ジャベル議長は、適応を気候変動の議題の中心に据える必要があると述べた。 (出典:ニューアラブ) |
「私たちは、猛暑、水不足、そして食料不安の世界に生きています。また、干ばつからデルナの壊滅的な洪水に至るまで、極端な気候の影響も経験しています。この地域に利益をもたらすためには、気候変動への適応を気候変動対策の最重要課題に据えなければなりません」と、アル・ジャベル氏は10月8日、サウジアラビアの首都リヤドで開催されたMENA気候週間でのスピーチで述べた。
ジャベル氏はまた、援助国は適応資金を倍増させ、緑の気候基金を補充する必要があると強調した。
COP28会議は今年後半にアラブ首長国連邦で開催される予定。
国連児童基金(ユニセフ)によると、気候変動による異常気象により、2016年から2021年の間に4,310万人の子どもたちが家を追われた。
ユニセフが10月5日に発表した報告書によると、同組織が分類する4種類の気候災害(洪水、暴風雨、干ばつ、山火事)の頻度が地球温暖化の影響で増加しているという。
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