5月21日、タイの最近の総選挙で最多議席を獲得した前進党(MFP)の幹部は、与党連合を構成する各党が、新政権樹立方式に関する了解覚書(MoU)の条件についてまだ合意に至っていないと述べた。この了解覚書は、MFPのピタ・リムジャルーンラット党首によって5月22日に発表される予定である。
MFPのチャイタワット・トゥラノン事務局長は、覚書にはMFPだけでなく、タイ南部の国境沿いの3県での和平交渉など、潜在的連合の他の政党の議題も含まれるだろうと述べた。
チャイタワット氏は、両党の見解が依然として異なっていることを認め、MFPは連立政権の各党の代表者と個別に会談し、この覚書の条件について合意する予定だと述べた。
同氏はまた、MFPと他の7つの政党(タイ貢献党、タイ生タイ党、タイ自由党、プラチャーチャート党、フェア党、プラン・スンコム・マイ党、タイ貢献党を含む)が下院議員313名で次期政権を樹立する計画であることを改めて強調した。
ピタ党首が次期首相となるには、MFPは議会で少なくとも376票、つまり新たに選出された下院議員500人と軍が任命した上院議員250人の過半数の票を獲得する必要がある。チャイタワット氏は、MFPはピタ氏を支持するよう一部の上院議員を説得しようとしていると述べ、5月22日に予定されている記者会見を前に多くの上院議員が覚書の詳細を求めていたと付け加えた。
また別の動きとして、タイの元首相タクシン・シナワット氏は、香港(中国)で前政権の政党代表者らと会談するという憶測を否定した。タクシン氏は自身のツイッターで、現在もドバイ(アラブ首長国連邦)にいるとし、香港に行く予定はないと否定した。
タクシン氏は、バンコク党のアヌティン・チャーンヴィラクル党首が家族で香港で休暇中だと投稿した後、上記のツイートを投稿した。アヌティン氏は現在、プラユット・チャンオチャ首相の暫定政権で副首相兼保健大臣を務めている。同氏を首相候補とするブムジャイタイ党は、5月14日の総選挙で70議席を獲得し、MFP(152議席)とタイ貢献党(141議席)に次いで第3位の議席を獲得した。
ニュースと写真: VNA
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