71歳のオースティン氏は2月11日、「緊急の膀胱障害に関連する可能性のある症状」のためウォルター・リード陸軍医療センターに搬送された。病院は2月12日、国防総省の長官が膀胱の問題に対処するため全身麻酔下で非外科的処置を受けたと発表した。
ロイター通信によると、国防総省報道官のパトリック・ライダー空軍少将は2月12日の記者会見で「オースティン国防長官は当初の予定通り今週ブリュッセルを訪問しない」と述べた。
1月29日のオースティン氏
オースティン氏は、2023年12月に前立腺がんの手術を受け、術後の合併症に対処するために1月に入院したことを明らかにしなかった。この事件は米国の政治を混乱させ、ジョー・バイデン大統領の批判を招き、捜査に至った。
国防総省はオースティン氏の最近の膀胱の問題が前立腺手術による別の合併症であるかどうかは明らかにしていないが、病院側は同氏のがん治療の結果について楽観的だ。
オースティン氏は、2月15日に開催されるNATO国防相会議に出席するためブリュッセル(ベルギーの首都)を訪問する予定だったほか、2月14日には同盟国との別の会議に出席し、進行中の紛争でロシアに対抗してウクライナをどのように支援し続けるかを協議する予定だった。
国防総省は、ウクライナ防衛連絡グループ(UDCG)と呼ばれるウクライナの防衛ニーズに関する会議がオンラインで開催される予定だと発表した。
「オースティン長官は現在、UDCGにバーチャルで参加する予定だが、健康状態に応じて個別に判断することになる」と広報担当のライダー氏は述べた。
オースティン氏がいつ退院するかは不明だが、彼はキャスリーン・ヒックス米国防副長官に職務を引き継いだ。ウォルター・リード病院は、オースティン氏が2月13日に通常業務を再開する予定であると述べた。
病院は声明で「入院期間は長くならない見込み」と述べた。
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