米国商務省は政府機器でのDeepSeekの使用を正式に禁止した

情報筋によると、米国商務省は政府発行のデバイスについて、一連の職員に次のようなメールを送った。「商務省の情報システムの安全を確保するため、政府発行のすべてのデバイスにおいて、中国に拠点を置くDeepSeek AIへのアクセスは固く禁じられています。DeepSeek関連のアプリ、デスクトップアプリケーション、ウェブサイトをダウンロード、閲覧、アクセスしないでください。」

米国商務省は、政府機器におけるDeepSeekの使用を正式に禁止した。

ディープシークの低コストAIモデルは、投資家が人工知能（AI）における米国のリーダーシップに対する脅威を懸念したことから、1月に世界の株式市場で大規模な売りを引き起こした。

米国の政府関係者や議会議員らは、DeepSeekがデータのプライバシーや政府の機密情報に及ぼす脅威について懸念を表明している。下院情報常設特別委員会の委員であるジョシュ・ゴットハイマー議員とダリン・ラフード議員は、2月に政府の機器からDeepSeekを禁止する法案を提出した。今月初め、彼らは米国の知事に書簡を送り、政府が支給するデバイスにおける中国のAIアプリケーションの使用禁止を求めた。

「DeepSeekを利用することで、ユーザーは契約書、文書、財務記録といった機密性の高い機密情報を、知らず知らずのうちに中国共産党（CCP）と共有している。こうしたデータは、悪意ある者の手に渡れば、既知の外国の敵対国であるCCPにとって大きな資産となる」と、議員らは3月3日付の当局宛ての書簡で述べた。

米国のいくつかの州では、バージニア州、テキサス州、ニューヨーク州など政府の機器でこのモデルの使用を禁止しており、一方で21州の司法長官連合は議会に全国的な禁止措置を可決するよう求めている。

（出典ロイター）

出典: https://www.baogiaothong.vn/bo-thuong-mai-my-chinh-thuc-cam-su-dung-deepseek-tren-thiet-bi-chinh-phu-192250318103103462.htm