外務省、トンキン湾における中国の宣言基線について語る

Báo Dân tríBáo Dân trí15/03/2024

(ダン・トリ) - 中国が最近トンキン湾の基線を発表したことに関して、ベトナム外務省報道官は、この問題について中国と意見交換を行っており、今後も継続していくと述べた。
この情報は、中国が最近トンキン湾の基線を発表したことに対するベトナムの反応についての質問に答える中で、3月14日午後の記者会見でベトナム外務省報道官ファム・トゥ・ハン氏が発表した。したがって、ハン氏はベトナムと中国はトンキン湾に面した二つの国であると強調した。 2000年12月25日、両国はトンキン湾境界画定協定に署名し、この協定はトンキン湾における各国の領海、排他的経済水域、大陸棚の境界を定めるもので、2004年6月30日に発効した。したがって、ベトナムは、領海の幅を計算するために使用する基線を決定する際に、沿岸国は1982年の国連海洋法条約(UNCLOS)に従う必要があると考えています。また、これは航行の自由、国際航行に用いられる海峡を通過する権利、1982年の国連海洋法条約に基づく権利など、他国の正当な権利と利益に影響を与えないことを確実にするものでなければならない。「ベトナムは、この問題について、友好、理解、相互尊重の精神で中国と意見交換を行っており、今後も継続する」と外務省報道官は述べた。
Bộ Ngoại giao nói về đường cơ sở Trung Quốc tuyên bố ở vịnh Bắc Bộ - 1

ベトナムと中国の間のトンキン湾の境界線の地図(出典:政府国境委員会)。

同時に、ベトナムは、中国とベトナムが2000年に調印したトンキン湾における両国間の領海、排他的経済水域、大陸棚の境界画定に関する協定と1982年の国連海洋法条約を尊重し、遵守するよう中国に要求する。同時に、ベトナムは、国際法上の法的権利と利益を留保し、また、1996年5月15日の中国政府の中国の領海幅の計算に用いられる基線発表に関する声明に対する1996年6月6日のベトナム政府の声明で示された見解を留保する。これに先立ち、中国は3月1日、1992年に制定された中国の領海及び接続水域に関する法律に基づき、トンキン湾北部の基線に関する声明を発表した。声明には、7つの「基点」が含まれており、これらを結べばトンキン湾の「領海」を宣言する新たな基線となると記載されていた。

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