ドイツの武器輸出は2023年に過去最高を記録すると予想されている。(出典:Nova News) |
ドイツ連邦政府は2023年の最初の3四半期に87億6000万ユーロ相当の武器輸出を承認し、2023年末までに過去最高額に達すると予想されている。
ドイツ連邦経済省が10月2日に発表した数字によると、2023年の最初の9か月間で、ベルリンは昨年(2022年全体では83億5000万ユーロに達した)を上回る価値の武器の輸出を承認した。
今年初めから現在までの武器輸出額は87億6000万ユーロに達し、これはドイツ連邦共和国史上2番目に高い額である。
2021年に到達した93億5000万ユーロという最高値は、今年末までに「突破」されると予想されている。アンゲラ・メルケル元ドイツ首相の16年間の政権期間中、武器輸出が60億ユーロを超えたのはわずか5年だけだった。
ドイツにとって最大の武器受領国はウクライナであり、ベルリンは2023年の最初の3四半期にキエフへの33億ユーロ相当の軍事装備の輸出を承認した。
ドイツの武器輸出の第2位の受取国は10億ユーロを超えるハンガリーで、次いで4億6700万ユーロの米国となっている。
全体として、承認された武器輸出の90%以上は、欧州連合(EU)および北大西洋条約機構(NATO)諸国、またはウクライナや韓国などの「緊密なパートナー」向けだった。
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