環球時報によると、台風サオラは9月1日深夜、中国南部の広東省珠海市に初めて上陸した。その後、嵐は海上に移動し、陽江市に2度目に上陸したが、勢力は弱まった。
9月1日の香港の嵐サオラの衛星画像
その後、省当局は暴風雨への対応レベルを引き下げたが、深セン市当局は交通、企業、建設現場、学校の再開を許可した。
香港特別行政区と広東省の多くの都市は、嵐が到来する前に活動を中止していた。
勢力は弱まっているものの、当局は大雨が長引くことで洪水や落下物など二次災害が発生する恐れがあると警告した。電力会社の作業員は、送電網全体の電力システムも点検している。
香港では、この台風による死者の報告はなく、被害は2018年の台風マンクットによるものよりは小さいとみられている。しかし、サウスチャイナ・モーニング・ポストは、午前9時時点で少なくとも75人が病院での治療を必要としており、市内の40か所の避難所に約511人が避難していると報じた。
特別行政区の当局は、約460便が欠航したため、300人以上が空港に足止めされたと発表した。深センでは、木が車に倒れて1人が死亡した。
台風サオラに続いて台風ハイクイが中国南東部の海岸に接近しており、9月3日夕方に台湾島に上陸し、その後西に進んで福建省本土に向かうと予想されている。台湾の2大航空会社は9月3日に全便を欠航し、当局は住民に対し海岸や山間部から離れるよう警告した。
以下は、香港と広東省で台風サオラによって生じた被害の写真です。
香港のランタオ島で木が車に倒れる
9月2日、香港の公園で木が根こそぎ倒れた。
香港の銅鑼湾の街並み
香港の家具店の屋根板が吹き飛ばされる

香港の警察署の外のフェンスが倒れた。

看板は風で飛ばされてしまいました。

香港で台風サオラによって根こそぎにされた木々。当局は嵐により木が倒れたという報告を1,200件以上受けた。

香港で倒木によりタクシーがへこんだ。
香港の九龍塘で足場が崩壊
香港の住宅街で、倒木の下を人々が這っている。
9月2日、広東省珠海市で作業員が清掃作業を行っている。
珠海で嵐の後の片付けをする作業員たち
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