パキスタン政府当局者らは、北西部の対立する宗派グループ間の7日間の停戦を仲介し、230人以上が死亡または負傷した数日間の衝突に終止符を打った。
11月22日、パラチナールのクルラム地区で発生した衝突で死亡した犠牲者の遺体が移送されている。 (出典:AFP) |
11月24日、 AFP通信は、ハイバル・パフトゥンクワ州情報局長のムハンマド・アリ・サイフ氏の発言を引用し、パキスタン政府代表団が前日にクラム県パラチナル町に飛び、シーア派とスンニ派のイスラム教徒コミュニティの指導者らと会談したと報じた。
アリ・サイフ氏は、双方との接触で前向きな結果が得られ、シーア派とスンニ派の両イスラム教コミュニティの指導者が7日以内に攻撃を停止することに合意したと発表した。その間、双方は捕虜を交換し、遺体を返還し合うことになる。
11月21日、パキスタン北西部で武装集団がシーア派イスラム教徒を乗せた車両を襲撃し、女性や子どもを含む少なくとも40人が死亡した後、宗派間の衝突が勃発した。
11月22日夕方、報復としてシーア派イスラム教徒はクラム地区のいくつかのスンニ派の施設を攻撃した。双方の武装集団の間でも激しい戦闘が続いた。地元当局は、3日間にわたる衝突で少なくとも82人が死亡、156人が負傷したと発表した。
また、ここ数日の衝突により、11月23日だけで約300世帯が避難を余儀なくされた。暴動が発生したハイバル・パフトゥンクワ州クルラム地区全域で携帯電話ネットワークが停止したままとなり、主要高速道路の交通も停止した。
パキスタンは主にスンニ派イスラム教徒の国だが、アフガニスタンとの国境に近いクラム地区にはシーア派の人口が多い。アフガニスタンと国境を接する部族地域の土地紛争をめぐり、両武装コミュニティの間には数十年にわたって緊張関係が続いている。
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出典: https://baoquocte.vn/pakistan-bao-luc-giao-phai-khien-hon-80-nguoi-thiet-mang-chinh-phu-no-luc-hoa-giai-voi-lenh-ngung-ban-7-ngay-295010.html
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