1月14日夜、2023年アジアカップのグループDの開幕戦で日本チームがベトナムに4対2で苦戦して勝利したのを見て、日本の報道陣とファンは驚いた。
一部の日本の新聞は、アル・トゥママ・スタジアム(カタール)での前半、自国チームがベトナムチームに苦戦しているのを見て、信じられない思いだった。大会に臨む前からアジアサッカーのナンバーワンチームになるという意気込みを持っていた森保監督率いる日本代表は、最初の45分間に非常に良いプレーを見せたベトナムチームに少々驚かされた。 
スポーツ報知によると、日本は南野拓実のおかげで11分に先制点をあげた。しかし、ベトナムは16分と33分にディン・バックとトゥアン・ハイのゴールでセットプレーから予想外の2得点を挙げた。残念ながら、トルシエ監督の選手たちは、前半終了間際に南野と中村敬斗が日本(4度のアジア王者)のために立て続けに2ゴールを決めた後、その優位性を維持できなかった。「前半を3対2でリードして終えたにもかかわらず、日本は5年ぶりにアジアのチームに複数失点を喫した。前半のベトナムのパフォーマンスを見たネット上では、一部のファンが「この試合に勝ってほしい」「ベトナムは思っていたより5倍強い。良いプレースタイルを築いている」「ベトナム選手のスピードは試合前の分析よりも速い」「ベトナムチームはFIFAランキング94位(日本は17位)にもかかわらず、あまりにも良いパフォーマンスを見せた」などのコメントを寄せたとスポーツ報知は伝えている。 
一方、デイリースポーツ紙は、ベトナムチームは最初の45分間は好調だったと伝え、だからこそ森保監督は2002年ワールドカップで日本を率いたトルシエ氏の教え子たちを常に尊敬しているのだと述べた。フランス人監督の理解は、フィールド上で部分的に表れている。デイリースポーツは「ベトナムチームは序盤に遅れをとったにもかかわらず、トルシエ監督のサイドラインからの指示の下、強い決意を示し、2ゴールを挙げて報われた」と強調した。実際、ヨーロッパで活躍する多くのスター選手を擁する2023年アジアカップ優勝の最有力候補に対して、ベトナム代表の選手たちが果敢にボールを保持し、多くの人を驚かせた。試合の大半において、ベトナムの選手はボール保持時間において日本に完全に劣っていたわけではない。 
日本戦でサプライズを起こすことはできなかったものの、ベトナムのパフォーマンスはグループDの次のラウンドへの切符を争う希望に大きな自信をもたらした。残りの2試合で、トルシエ監督のチームはインドネシア(1月19日)とイラク(1月24日)というより適切な相手と対戦することになるからだ。
ベトナムは前半に2ゴールを決めて日本を驚かせた
ゴック・リン
ベトナム(左)は負けたものの、アジアナンバーワンのチームに対してかなり良いパフォーマンスを見せた。
ゴック・リン
日本(青いシャツ)はベトナムに対して苦戦しながらも勝利した。
ゴック・リン
タンニエン.vn
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