ルーマニアのチャーター会社レジェンド航空が運航するこの便はドバイを出発し、ニカラグアへ向かい、木曜日(12月21日)にフランスのヴァトリー空港に着陸して給油する予定だった。フランス当局は、搭乗していた乗客が「人身売買の被害者」であるという情報提供を受けて、A340を滑走路上で停止させ、2人を逮捕した。
この飛行機の乗客に人身売買の疑いがある。写真:ロイター
当局は、乗船していたインド人の多くはグジャラート州出身だと述べた。グジャラート州警察幹部のサンジェイ・カラート氏は、当局は同便に乗っていた同州出身者21人の氏名と住所を入手したと述べた。
インド内務省当局者は、インドから付き添いなしで出国した子供がいるかどうかを調べるために、インドの入国管理当局も尋問を受けていると述べた。
「これらの人々は全員、別々の時間に(UAEに)到着し、同じ飛行機で出発するために集まった。彼らはドバイに入国するための有効な観光ビザを持っていた」と当局者はロイター通信に語った。
この飛行機がフランスで拘束されたのは、米国務省が米国とメキシコの国境に向かう移民のためにニカラグアへのチャーター便を運航する個人にビザ制限を課すと発表した翌日だった。
米税関・国境警備局のデータによると、米国への不法入国を試みて逮捕されたインド人の数は過去3年間で3倍に増加した。米当局は2022年10月から2023年9月までに9万6917人のインド人を逮捕したが、これは3年前の3万662人から増加している。
マイ・アン(ロイター通信による)
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