土砂崩れから2日が経ち、行方不明者の数は前日のほぼ2倍の90人に達したため、救助隊は時間との戦いを強いられている。一方、天候により特殊機器の現場への搬送が妨げられている。
マニラ・タイムズによると、この土砂崩れで少なくとも7人が死亡、31人が負傷したほか、近隣の金鉱山の作業員を乗せた車両や多くの家屋も泥に浸かった。
土砂崩れの現場
ダバオ・デ・オロ州の災害管理当局者エドワード・マカピリ氏はAFPに対し、土砂崩れで山に深い傷が残ったと語った。救助隊は災害発生から11時間後に泥の中から1人を救出した。したがって、行方不明者を救うチャンスはまだあると彼は信じている。
近隣地域の警察、兵士、救助隊員も捜索救助活動を支援するためにマサラに派遣された。
フィリピンの多くの地域では、山岳地帯、大雨、そして鉱業、焼畑農業、違法伐採による広範囲にわたる森林破壊により、地滑りが頻繁に発生する危険となっている。
数週間にわたってミンダナオ島各地で雨が降り続いており、数十カ所で土砂崩れや洪水が発生し、数万人が緊急避難所に避難を余儀なくされている。
レナト・ソリドゥム科学技術大臣は2月7日、ここ数カ月の大地震もこの地域の情勢を不安定にしていると述べた。マサラと近隣の4つの村では、さらなる土砂崩れの恐れから数百世帯が自宅から避難し、緊急センターに避難した。
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